スターゼンが社員の家族らを招き「ファミリーデー」開催

 スターゼンは21日、品川本社に従業員とその家族ら約150人を招き、初開催となる「スターゼンファミリーデー」を開催した。企業にとって一番の財産といえる「従業員」が安心して働いて力を発揮するのは家族の支えがあればこそであり、同社の事業や働いている場所をみてもらい、家族に理解を深めてもらうことで、家族にスターゼンのファンになってもらい、従業員のエンゲージメントを高めていくことを目的としている。さらに同社は2年前からフリーアドレス制を採用。所属部署などの垣根を超え、従業員同士のコミュニケーションを深める取り組みを行っているが、今回のイベントで互いの私生活なども知る機会となり、さらなる職場の円滑な人間関係構築やチームワーク醸成、ワークライフバランス推進につながることも期待される。
 当日は、品川本社で同社が使用する3〜11階のうち社長室なども含め、4階以上をすべて解放。各フロアでさまざまな角度からスターゼングループを知ってもらうためのイベントが用意され、子供たちは各階でイベントに参加すると配布されるシールラリーにも大喜びだった。
 食肉を中心とした食品企業であるスターゼンとして「食育」の観点から、食の未来を担う子供たちに、普段何気なく食べている肉やハンバーグなどの商品は家畜の尊い命をいただいて成り立っていることを知ってもらうため、展示エリアではブランドムービーや各工場の紹介などの動画を放映。さらに量販店や外食など5千社以上と取引のあるスターゼンだが、そこでどう商品が販売されているかなどの実例や、牛や豚に関するクイズなどがパネル展示された。さらに料理を作る楽しさや食べる喜びを知ってもらうため、参加者は実際にスターゼンのハンバーグ製品を利用したオリジナルハンバーガーづくりを体験。試食では、「さつまビーフ」や「氷感熟成豚」なども提供された。
 また、半世紀を超える関係を築いているマクドナルドのブースも設けられた。スターゼンでは、20年以上前から、自宅から離れた病院に入院・通院している子供と家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の活動に賛同。食材提供などに加え、財団の理事を務める横田社長自ら施設で調理を行うなど、ボランティア活動にも積極的に参加している。

※当ページに掲載している記事はいずれも日刊「食肉速報」からの抜粋です。詳細は本紙でお読みいただけます。 >>「食肉速報」を今すぐ申し込む



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